掘り出し物の物件とは

不動産については、
「掘り出し物はない」
というのが、昔から格言のように言われてきました。
掘り出し物というのは、
「好条件の物件が、相場より安く売りに出る」
という意味になると思います。
しかし不動産の場合には、そのような物件は「ない」というわけです。

不動産に掘り出し物がないと言われる理由

不動産には、「相場」というものがあります。
売主は、相場を見ながら、少しでも高く売りたいと思っています。
相場で出せば売れることが分かっているわけですから、それをわざわざ安くする必要はありません。

でも実際の話、相場より安く出ることもあります。
それには2つの理由があります。

1 物件に安くなる理由がある

相場より安いのは、まず物件に「安くなる理由」があるからです。

例えば南向きであっても、正面に建物があって日当たりが悪いとか。
駅には近いけれども、線路沿いで電車の音がうるさいとか。

そのようなマイナス要因があるのなら、相場より安くても、掘り出し物とはいえませんね。

2 売主が売り急いでいる

物件が相場より安くなる第2の理由は、「売主が売り急いでいる」ことです。
ある期限までに売ってしまわなければならず、そのために仕方なく、値段を下げているわけです。

ただこのような物件は、現金買取りできる専門業者が、ほとんどを購入してしまいます。
売主も現金がほしいので、ローンの手続きが必要な個人などにはあまり売りません。

以上のような理由があり、「不動産には掘り出し物がない」と言われるわけです。
このことは、一般的には、概ね正しいといえると思います。

自分だけの掘り出しものを見つけえる

中古マンションには一般的に、「掘り出し物はない」と言われています。
相場より安い物件は、「安くなる理由」があるからです。

ただ一般にはそうですが、個人にとっては必ずしもそうとはいえません。
「自分だけの掘り出し物」を見つけることは可能です。

マイナス要因が気にならない場合がある

一般には、相場より安い物件は、「安い理由がある」と言われています。
でもそれはあくまで「一般」の話です。

でもその理由は、すべての人に当てはまるわけではありません。
人によっては、そのマイナスが、気にならなかったり、逆にプラスであったりすることもあるわけです。

例えば一般に、寺院の隣は相場より安くなります。
窓からお墓が見えることになるからです。

これは、気になる人には、大きなマイナス要因となるでしょう。
でもお墓が見えても、まったく気にならない人はいるのではないでしょうか。

また隣が寺院ですから、閑静で静かです。
大きなマンションなどが建ってしまう可能性もほとんどありません。

このように考えれば、人によっては、隣に寺院があることは、プラスになると言うわけです。
それがもし安い値段で買えるのなら、まさにそれは、「その人にとっての掘り出し物」だといえるのではないでしょうか。

購入後に「掘り出し物」となることもある

マンションを買ってから、そのあと数年経って、そのマンションが「掘り出し物」になることがあります。
周辺の同条件の物件より、値上がり率が高いことがあるからです。

マンションでも、価格は高層階のほうが高くなります。
でも逆に、値上がり率は、低層階のほうが高いのです。

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